初日の特別講演では、米国テネシー州メンフィスにてご開業のWilliam H. McHorris先生が「Reconstruction of Complex Restorative(難症例のリコンストラクション)」を演題に、咬合異常の症例のスプリント治療法について、長年の研究データを基に臨床に役立つ講演をされました。 また、日本歯科医師会会長の臼田貞夫先生の特別講演では、これからの歯科医師会の方向性や、顎咬合の分野の重要性についてのお話をされました。 2日目のシンポジウム「どこまで解ってきたか、咬合・咀嚼機能の回復と健康」では「口腔機能と全身機能は関連性があり、これからは今まで以上に歯科と医科が連携して国民の口腔と全身の健康について取り組む必要がある」との意見が示されました。