海外の3人の著名な演者による特別講演は、米国UCLA歯学部歯周病学科教授・Michael G. Newman先生が「これからの歯周医学」、米国テキサス大学ヘルスサイエンスセンター歯学部教授・Robert J. Cronin, Jr.先生が「極度に咬耗した歯列のオーラルリハビリテーションとその臨床的課題」、米国UCLA補綴科準教授・Mete I. Fanuscu先生が「天然歯の予後判定基準とインプラント治療:臨床的および生物学的考察」の、まさに大会メインテーマに即応した演題にて行われ、最新の情報を報告されました。
Michael G. Newman先生は、市民向けの公開セミナー「歯周病は万病のもと ~えっ、あの病気の原因も?~」でも講演されました。歯周病菌が心臓病などの全身疾患に影響を与えること、また喫煙が口腔内で歯周病菌が棲息しやすい環境をつくることを説明しながら、歯科医師は積極的に診断・治療を行わなければならず、患者さんにも関心を持って歯科医院に来てほしいと語られました。